2022年度奨学生募集要項
わが国の音楽文化の普及と発展に有用な人材の育成を図るため、音楽分野において活躍する学生に奨学金支給による援助を実施いたします。
この活動を通し、わが国の音楽文化の普及と発展に寄与することを目指します。なお、この奨学金は給付型となりますので返済は不要です。
1. 奨学金概要
-
(1)給付区分
一般奨学生:音楽大学又は一般大学の音楽学部、音楽学科、もしくは音楽コース等(以下「音楽大学」という。)に通う大学生もしくは大学院生
特別奨学生:音楽大学に通う大学生もしくは大学院生のうち、海外の音楽大学へ留学を予定する者
-
(2)給付金額
一般奨学生:年額36万円/特別奨学生:年額100万円
-
(3)支給期間
一般奨学生:1年/特別奨学生:2年
-
(4)給付方法
2023年4月から半期毎に(4月、10月、の20日 ただし金融機関休業日は、その前日とする。)に本人名義の金融機関口座へ振込みにて給付
-
(5)その他
特別奨学生に限り、支給期間終了後の帰国時に演奏会のサポートをする。
2. 募集概要
- (1)募集期間
2022年7月1日~2023年1月20日
- (2)募集人数
一般奨学生:28名程度/特別奨学生:2名程度
- (3)選考方法
-
第一次審査(書類審査)
2022年10月初旬~2023年2月初旬
-
第二次審査(実技試験及び面接)
2023年3月下旬
※選考方法・日程については、新型コロナウイルスの流行状況により変更になる可能性があります
3. 応募資格
- (1)大阪府在住(住民票登録地)且つ自宅から音楽大学に通学または大阪府を所在地とする音楽大学に在籍している大学生又は大学院生(但し、日本国外からの留学生ならびに日本国籍を保有していない者は除くものとする。)
- (2)器楽(ピアノ、弦楽器、管楽器)または声楽を専攻する学生
- (3)併給を認める他の奨学金制度との併用・併願は可能
- (4)過去に当財団の奨学金制度(一般奨学生・特別奨学生)の対象となられた方の内、一般奨学生に2度選ばれた者及び特別奨学生に1度選ばれた者の応募は不可
4. 応募方法
-
(1)応募書類
- 1. 奨学生申請書 (ダウンロードはこちら)
- 2. 推薦状(指導担当教員所見)(1~2名)
-
3. 本人の演奏を収録した音源データ
YouTubeに"限定公開" としてアップロードし、取得したURLをE-mailで送ってください。
・15分以内の曲1曲(第二次審査の曲目と異なる曲)
・録音場所任意
・録音の日付:2022年7月1日以降のもの
- 4. 在学証明書
- 5. 成績証明書
- 6. 住民票写し
- 7. 応募理由(400字以内)
- 8. 個人情報の利用に関する同意書 (ダウンロードはこちら)
なお特別奨学生を申し込む方は、前記の1.~8.に加えて、9.留学先の入学許可書が必要。
※奨学生申請書ならびに個人情報の利用に関する同意書は、当財団のホームページ<https://yamaoka-traeumerei-music-f.com>からダウンロードにより取得してください。
-
(2)応募方法
応募書類:当財団宛郵送してください。
演奏収録データ:Youtubeに“限定公開”としてアプロードし、取得したURLを弊財団E-mailアドレス宛送ってください。
-
(3)応募期間
2022年7月1日 ~ 2023年1月20日 締切当日消印有効
-
(4)応募先
公益財団法人山岡トロイメライ音楽財団 事務局 宛
〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号
E-mail:info@yamaoka-traeumerei-music-f.com(演奏データ送付のみ)
5. 選考及び結果通知
-
(1)選考
選考は、当財団の奨学生選考委員会により行います。
第一次審査:書類選考
第二次審査:実技試験及び面接による選考
- 1. 選曲は任意(2023年2月15日までに演奏曲目をご報告ください)
-
2. 実技試験による演奏時間
・器楽分野15分以内(2曲以内)
・声楽分野15分以内
※第一次審査と異なる曲
- 3. 譜めくりを必要とする場合はご自身で手配してください
- 4. 面接は5分程度
-
5. 会場は第一次審査の選考結果通知とともにお知らせします
※実技審査における楽器の運搬・交通費は各自負担
ただし、ピアノは会場に財団負担で準備します
-
(2)選考結果については合否に関わらず書面にて通知いたします。
- 第一次審査:2023年2月初旬通知予定
- 第二次審査:2023年3月下旬通知予定
※選考の経過及び判定の理由は公表いたしません。
6. 奨学金受給にあたっての遵守事項
奨学生に採用された方は以下の事項を遵守することを義務とします。
- (1)年度末、大学終了時には、所定の書類・報告書を提出しなければならない。
- (2)毎月末までに報告書を提出しなければならない。
- (3)下記の各号に該当することとなったときには直ちに当財団事務局に届け出ること。
- 1. 病気等で休学、又は長期にわたって欠席しようとするとき
- 2. 上記理由から復学するとき
- 3. 海外留学するとき
- 4. 上記理由から復学するとき
- 5. 留年が決まったとき
- 6. 留年後進級が決まったとき
- 7. 停学その他の処分を受け、辞退にいたったとき
- 8. 退学するとき
- 9. 奨学金を辞退するとき
- 10. 保証人を変更したとき
- 11. 本人又は保証人の氏名・住所その他重要な事項に変更があったとき
- 12. 前各号のほか、特殊な理由により奨学金を休止するとき
7. 支給の休止、復活
下記の各号に抵触した場合、奨学金の給付を休止することがあります。
- (1)休学、または学校を長期にわたって欠席したとき(病気療養を含む)は、原則としてその期間奨学金の支給を休止する。但し、復学届が提出された時点で奨学金の支給を復活することがある。
- (2)海外留学(特別奨学生が予定する海外留学は除く)のため休学する場合は、原則としてその期間奨学金を休止する。但し、復学届が提出された時点で奨学金の支給を復活することがある。
- (3)留年したときは、原則としてその期間奨学金を休止する。但し、復学届が提出された時点で、奨学金の支給を復活することがあるが、学業継続が著しく困難と判断される場合は、その限りではない。2回目の留年が決定した場合は、直ちに支給を停止する。
- (4)特別奨学生については、上記(1)及び(3)に加え、留学前に留学計画がなくなったとき、選考時に予定していた留学期間よりも早期に帰国したとき(留学先の大学の休学をするときを含む)は、原則として奨学金を休止する。但し、留学が別途計画されたときや留学先の大学へ復学したときはこの限りではない。
8. 支給の廃止
下記の各号に抵触したときには、奨学金の給付を廃止することがあります。
- (1)ケガや傷病のため、就学の見込みがなくなったとき
- (2)学業成績または性向が著しく不良となったとき
- (3)留年が2回目となったとき
- (4)休学が合わせて2年を超えたとき
- (5)停学その他処分を受けたとき
- (6)退学または学籍を喪失したとき(但し、転学・編入学を除く)
- (7)当財団が定める届出や報告の義務を著しく怠ったとき
- (8)奨学金を必要としない理由が生じ、辞退を申し出たとき
- (9)反社会的勢力と何らかの関わりを有することが判明したとき
- (10)特別奨学生については、留学先大学において留学期間の満了前に退学または学籍を失ったとき(但し、転学・編入学を除く)
- (11)【3. 応募資格(1)】の条件を満たさなくなったとき
- (12)前各号のほか、奨学生として適当でない事実があったとき
9. 奨学金の返還
奨学生が前記【7.支給の休止、復活の(1)~(4)】に定める休止期間後に復活しなかった場合、または前記【8. 支給の廃止の(1)~(12)】に該当し奨学金の支給が廃止された場合において、奨学金支給の主旨を著しく逸脱していると判断した場合は、支給した奨学金の一部又は全額の返還を請求することがあります。
10. 個人情報の取扱いについて
応募の際に提出していただく個人情報は、奨学生の募集、選考、採用及び当財団が奨学給付事業を継続・遂行するために必要となる業務以外には使用いたしません。
11. その他
- (1)当財団の奨学給付は、大学卒業後の進路等について制約を課すものではありません。
- (2)応募書類の受付後、記載内容の確認等のため、事務局より電話連絡させていただく場合があります。また、応募書類の返却は致しませんのでご了承ください。
【問い合わせ先】
公益財団法人山岡トロイメライ音楽財団 事務局
TEL:06-6485-5300
FAX:06-6485-5322
e-mail:info@yamaoka-traeumerei-music-f.com
住所:〒530-0013 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号
受付時間:平日10時~17時(土日祝日休み)